【Report 14】2015年10月29日開催  としま会議Vol.14 レポート

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2015年10月29日に開催された「としま会議」のレポートをお届けします。

 

第14回のレポートは、豊島区の名物ブロガー”みんたん”の協力を得て、レポートを提供いただきました。

ありがとうございます!

みんたんのブログはこちら↓↓ 

みんたん 池袋開拓史【池袋ブログ】

では当日の臨場感も併せてお楽しみください!

 

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10月29日、第14回としま会議が開催されました。
「としま会議」とは、豊島区を拠点に活躍する人や様々な活動をする
豊島区在住の人達がトークイベントに登壇し、ジャンル、世代を超えた
“としま”な人々が数多く集まるイベント。

 

 IMG_0034

 

前回は豊島区旧庁舎の議場で開催でしたが、今回はco-ba ROYAL ANNEXでの
開催となりました。

 

写真、映像、メディアを横断する制作会社「bird+insect(バードアンドインセクト)」クリエイティブとテクノロジーを駆使した表現を追求するクリエイティブ集団です。CEOでありフォトグラワーとして活躍するシュンタロウさん。

 

シュンタロウさん1

http://www.bird-and-insect.com
http://koru.jp

bird+insectは3人のメンバーで立ち上げた会社。

 bird+insect 1

 

渋谷区松濤という瀟洒な街から、豊島区長崎の商店街にある店舗兼住居に
新オフィスを移しました。

bird+ 2

建物や内装、街並み、人物など様々な撮影を手がけています。

bird+ 3
長崎のオフィス近くで撮影したこんな写真も。

bird+4

またドローンを使用しての空撮。ドローン自体の販売も行ったり。

bird+5

プログラミングにより音でゲージが上がる様子を映像化しダンスと音楽を融合させたり、
アートと最新の技術をつなぐ作品などを手がけています。
長崎からクリエイティブな発信をしていきたい。
高齢化した街がニューヨークのソーホーのような場所になったら。
長崎に移転して1ヶ月、安くてバラエティのある食生活に満足しているという
シュンタロウさん。空き店舗が多くなった商店街再生の好例になったら
面白いなぁと思いました。

 

植木職人をする傍ら「HASUKE-葉祐-」として苔玉の販売、
ワークショップを行っている小林祐さん。

こばやしさん1

かつてグローバルダイニングで飲食業に携わっていたという小林さん。
ある時、人と接するのが嫌になったと言います。

小林さん1

ものを作ったり、太陽の下で働きたい。
そんな思いを胸に植木職人のアルバイトを不定期で始めました。
同じものが二度とやってこない。
好きなサーフィンと植木の仕事に同じ感情を抱き、働くことを突き詰めたい
と思うようになりました。

小林さん2

趣味ではじめた苔玉は、手軽でインテリアの中でさらっと見ることが出来る
のが魅力。
奥さんの進めでマルシェに出店し、街には色々な人がいるのだということに
気づき、街の見方が変わりました。

小林さん3

植物が太陽に向かっていく力を消さずに、
10年後20年後の姿を思い描いている時間が好き。
4人のお子さんがいる小林さん。植物への温かい眼差しが印象的でした。
先週末のぶくろマルシェ-EAST-にも出店していましたよ。

 

 

外国人向けシェアハウスを扱うTOKYO STAY代表の鈴木庸介さん。
大塚の街に外国人のコミュニティを開いた立役者。

 

鈴木さん1

http://www.tokyostay.co.jp

http://speakeasy-tokyo.com

かつてはNHKの海外記者クラブに在籍していました。
が、その後仕事を辞め2年間のニート生活。
30才を超え、仕事も肩書きも失い中、外国人社会が受け入れてくれた
そんな経験から始まりました。

すずきさん2

3年前に日本で始まった学術研究や高い技術を持つ人材に対し、
日本滞在の優遇措置をとる「高度人材ポイント制」は失敗し、
日本に移住することに価値はなく既にアジアの中心は周辺国に
移ってしまった。

すずきさん3

大塚を健全な六本木にしたい。そんな思いから、
日本人にも受け入れられやすい欧米人が日本に来やすいように、
ワーキングホリデーの若者に特化したサイトを立ち上げました。

すずきさん4

120部屋の外国人向けシェアハウスを扱う会社や、
外国人が集まるBAR「SPEAK EASY」を経営、
外国人のみを雇用しています。

すずきさん5

飯田橋から滝野川に移転した「東京国際フランス学園」の影響もあり、
欧米人がますます増え「北東京・欧米人ベルト地帯」に。
目下の課題は外国人が大塚で一日を終われるような、
はしごできる店が増やしたい、
そして飲食店の店長として雇用したい外国人にビザが下りるかどうか。
鈴木さんの挑戦は続きます。
みんたんが執筆している地域情報誌「とっぴぃ」に同じく寄稿している鈴木さん。
ディープな大塚の話とエッジの効いた語り口が絶妙でした。

 

国内のドローン普及、啓蒙活動を行うSkyLink Japan
(株式会社WorldLink & Company)のセールスマネージャー、
テクニカルアソシエイトを務める奥村周也さん。
前編で紹介したシュンタロウさんと共に働く「bird+insect」の一員でもあります。

 

奥村さん1 

 

https://www.facebook.com/SkyLinkJapan

SkyLink Japanはドローンの販売会社。
世界のドローンの7割のシェアを誇る香港メーカー「DJI」社の正規代理店です。

奥村さん1

DJIのドローンは、
GPS機能付、バッテリーが少なくなったら戻ってきたり、4K撮影が可能
と性能に優れ、納期やサポート体制に不十分なものがありながらも、
進化がとにかく早い!

そしてカメラが揺れず空撮に優れているのが特徴。
姫路城、新幹線、首相官邸で見つかったのは全てこの会社のドローンです。

奥村さん2

日本では事件が起こるとまず規制が厳しくなってしまう。
よくわからないものは禁止、ドローンを楽しみたいという気運に水を差す結果に。

世界では既に様々な利用を模索されている中、立ち遅れた日本でももっと
盛り上げていきたいという思いで、日本発のドローン販売店を京都に開店。
対面販売や修理サービスを行い、一方でイベントや講習会などを開催して
ワークフロー作りをしています。

奥村さん3

甲賀警察署にドローン導入のコンサルを行うなど、地方の方が
ドローンを盛り上げる気運が高まっています。
東京や大阪ではめったに見ることのないドローンも
地方では飛んでいる姿を目にするかもしれません。

豊島区でもイベントなどで飛ばすことができたら・・夢は広がります。

実際にドローンを見て、単純に「動かしてみたい!」と思いました。
池袋の街をドローンからの空撮映像で観てみたいですね。
日本はドローンに限らず個人情報利用なども、問題が起きると
国民が極端にアレルギーを起こして、ビジネス展開も立ち遅れてしまいます。
排除するのではなく、どのように安全に活用していくかを考えること
が重要だと思いました。

 

池袋西口にある「Teishoku 美松」店主の田村久雄さん。
8坪たらずのお店はいつも賑わう人気の定食屋です。

 

田村さん1 

 

http://www.ikebukuro.ne.jp/mimatsu/

https://www.facebook.com/teishokumimatsu

池袋西口の繁華街から程近い場所は、かつて両親がスーパーを営んでいました。
その前は米屋、曽祖父は農家でした。

田村さん1

その場所で24才の時から初めたのが定食屋。
店を開いて、自分がやらないとなにも起こらないのだという状況に
「やばい」と。

開店以来、幸いにも客が絶えることはなくひたすらダッシュして店を営む生活。
何も見えなくなり、立ち止まり、自然に飢えて四国八十八ヶ所を巡ったことも。
その後、席数を減らし定食の値段を上げて夜の営業から再開しました。

しゃしん

店を営んでいると自分の変化が分かりやすい。
変わっているのは自分の中身であり、それと向き合っています。

小さななりわいの良いところは歳相応に働くことができる
ということです。

 

妹や叔母は終日働き、嫁の母も昼の小鉢を担当。母が手伝いにくることも。
みんな貴重な戦力。未だにスネをかじっているようなもの。

 

長男が現在天ぷら屋で修行しています。
宮本常一の「家郷の訓」にも影響されていますが、
父はいつでも諸手をあげて、戻るのを待っているのです。

 

将来、長男が今の場所で天ぷら屋を初めた時には、
海老の皮でも剥きながら、瞑想にふけっていたいものです。

 

みんたんも、知人の紹介で美松を訪れたことがあります。
鶏の竜田揚げ定食、サバの味噌煮定食・・
素朴でシンプルな定食。ご飯は玄米や雑穀米も選べます。

一つ一つの素材が美味しい、食べ終わるととても満足感のある定食。
実は、勿体無くてブログに紹介するのを躊躇っていた隠し玉のお店でもありました^^;

 

IMG_0464

 

さて、トーク後の交流会はFoodunit Gochisoによる料理付き。
今日の料理は「ロコモコ」です。
東京フラフェスタを開催する豊島区は、ホノルルと友好都市でもあるんですよー。

次回のとしま会議は11月18日です。

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記事協力:みんたん

みんたん池袋開拓史