【Report 13】2015年9月5日開催  としま会議Vol.13 レポート

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2015年9月5日に開催された「としま会議」のレポートをお届けします。

【2015年9月5日開催】としま会議Vol.13 レポート

 

第13回のレポートは、豊島区の名物ブロガー”みんたん”の協力を得て、レポートを提供いただきました。

ありがとうございます!

みんたんのブログはこちら↓↓ 

みんたん 池袋開拓史【池袋ブログ】

では当日の臨場感も併せてお楽しみください!

 

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9月5日は第13回としま会議が開催されました。

「としま会議」とは、豊島区を拠点に活躍する人や様々な活動をする
豊島区在住の人達がトークイベントに登壇し、ジャンル、世代を超えた
“としま”な人々が数多く集まるイベント。

区庁舎

今回は「第2回リノベーションスクール@豊島区(9月4日~6日)」との
コラボ開催となり、会場は豊島区役所旧本庁舎の議場で行われました。

 としま会議かべ

議場横の廊下の壁には過去のゲストスピーカーの写真が飾られていました!
全12回総勢62名!すごい。こんなにたくさんの人の話を聞いてきたんだなと。
みんたんも毎回レポートしていますが、感慨深いです。

みんたんしゃしん

おっと。私も話したんでした。
これ。なかなか目立つぞ♪
ゲストスピーカーは6人。

これまでのとしま会議の中から、リノベーションスクールに関わりのある
厳選されたスピーカーの方々です。

 

としまおやこさんぽの仕掛人でもあり、のあそびっこデザイナーの相原理紗さん。

DSC_3165_1

http://noasobicco.strikingly.com/

 

 りささん1

フェスみたいな人生を歩みたいと語ったのがきっかけで
co-baロイヤルアネックスを拠点として始まったのがおやこさんぽ。
8ヶ月で5拠点19回、豊島区内ではグリーン大通りの「GREEN BVLD MARKET」や
リノベーションスクールなどのイベントとのコラボで、
また、港区や調布など他地域でも多数開催しています。

りささん2

隊長が子どもというのがおやこさんぽの唯一のルール。
子どもの行動したことは大人も同じように行動します。
都電に乗り、路地や歩道などの道、神社、仕事場におじゃましたり、

まちのお店に行ったり、、
そしてみんなで食卓を囲むのも楽しいひととき。

おやこさんぽでは子どもたちが次に行く方向を自分で決めます。
普段は子どもたちが決められることはとても少ないもの。

りささん3

写真はさんぽ中に一人の子が拾ったもの。何だか思い出す・・子供時代の宝物。
馴染みのある場所も子供の視点でみると新たな発見が。

りささん4

こどもを認めるということが自然にでき、親と子が仲良くなったり
散歩後に“同じ釜の飯を食う”&“飲む”ことで参加した地域の仲間とも
仲良くなれるという効能も!

りささん5

今後は田舎のない都会っ子も田舎体験ができるおやこたびを企画中!
子供野遊び地域でまちはもっと

面白くなります。
大人一人での参加ももちろんOK!次回としまおやこさんぽは9月30日に開催です。さんぽしに来て下さい♪
子どものために参加したいと思うイベントですが、実は子ども以上に
もっと大人が生き生きしてしまうのを目の当たりにしてきました。
「おやこさんぽ」はみんたんのイチオシイベントです。
実は大人一人で参加すると発見も多く、楽しさ倍増☆というのも
おやこさんぽの裏魅力。オススメですよー!

 

 

コスプレイベントの運営や行政へのコンサルティングなど、
コスプレ事業を幅広く扱っている、株式会社ミネルバの柴田さん。

DSC_3188

 

http://www.cosplaycossan.com

http://www.create-mnv.co.jp

http://ikebukuro.keizai.biz/headline/751/

 

コスプレをちょっとだけやってみたいなと思える話をしにきたという柴田さん。
コスプレに関わる事業を8年間やっています。

しばたさん1

コスプレとは。
アニメやマンガ、タレントなどのキャラクターに扮して
撮影・交流・パフォーマンスなどを楽しむ遊びです。
コスプレをする理由は
撮影してそのアニメの世界を再現することに没頭し、
パフォーマンスをして、この作品が好きな私を見て!と表現をし、
同じ趣味のたくさんの友達と交流をして楽しみます。
それはひとりではできないコミュニケーションの場。

ワールドコスプレサミット

世界コスプレサミットも開催し、
日本にいながら地球規模のコミュニケーションができてしまう。

しばたさん3


池袋本町では地元の商店街とタイアップをし、地域住民との交流もする
イベントを開催しました。
池袋西口にあるロサ会館の屋上や池袋西口公園ではアニメソングのDJで
踊るイベントも。

しばたさん4
 

町会に理解を得ながら地域イベントとしてコスプレをやるのは難しそうですが、
固定概念にとらわれず相手を知る、理解することに時間をかけることが重要
と話す柴田さんの軽快な語りっぷりに、
コスプレへのハードルが低くなったように感じました。
池袋でもコスプレイベントが珍しくなくなってきた昨今、
地域コスプレの可能性をもっと追求したくなりました。 

 

東池袋にあるカフェ「KAKULULU」のオーナー高橋悠さん。
自ら古いビルをリノベーションしお店を開きました。

DSC_3224

http://www.kakululu.com

たかはしさん1


サンシャインのふもとであり造幣局の隣のブロックにあるお店「KAKULULU」

ここは2013年に見つけた時には廃墟のような物件でした。
地域の人が関わりたくないというこの場所にポテンシャルを感じました。

学生時代からカフェをやりたいと思っていたことから、
築45年のこの物件を購入し、リノベーションをしお店を開くことに。

飲食店の3日営業分を家賃にするというセオリーを10年20年で考えると
5,6000万は掛かってしまう。
案外、売り物件でもできるかもしれない・・。
と思いながらもものすごい覚悟が必要でした。


たかはしさん2
 


3,4階はオフィスとして貸し、1,2階はカフェ、地下はギャラリーにする予定。
22席ほどのカフェスペースは毎週末友人を呼んでリノベーションしました。

前オーナーは外観はそのままに中身を変えたいという思いに共感。
オープン後に来てくれた時には、階段や壁に付けたキズを懐かしいと語り、
その笑顔が一番嬉しいと感じました。
リノベーションは前オーナーの思いを自分の中に込めて再生することです。


たかはしさん3
 


街に知り合いが増える嬉しさを感じている今、
自分の店は点であり、同じように点が増え線になりいずれは面になって
東池袋をもっといい街にしていけたら。。
東池袋でお店をやりたいという志を持つ人、店で語りましょう。
 

マイク一本で思いを語ってくれた高橋さん。
みんたんも初めてKAKURURUに訪れた時、あの古いビルが
こんなに居心地の良いステキなお店になったんだと
本当に感動したのを覚えています。
行きたくなる店が一つ出来ることで街のイメージが変わることを実感しました。
「KAKULULU」で食べられるムケッカが大好きです。

 

 

 

 

椎名町にあるお寺、金剛院の住職である野々部さん。

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500年の歴史を持つ、椎名町駅に隣接した“日本一駅チカ”のお寺。
耐震工事をして一階には直営の「なゆた」というコミュニティカフェがあります。

ののべさん1

かつては町役場や裁判所の機能を持っていました。
お寺は地域のランドマークであるべきです。

ののべさん2

寺子屋のような無料塾で子どもたちが考えて学ぶことを教えたり、
スーパーボール作りなどの科学サイエンス、
お寺の緑を利用したネイチャーフィールドワークも。
としま会議の縁で、こどもみらい探求社とのコラボでおやこ保育園も。

ののべさん3

様々なイベントを行っていますが、
DJによるナイトパーティでお酒もダンスもOK!といった企画は
近隣住民からの苦情もありました。
でも耐えて小さなことでも継続していきました。
地域力はパワーになります。

ののべさん4

そしてただ楽しいだけで終わらせてはいけない。
祈りというものを大切にすることが大事だと考えています。
情報を共有することで新しい価値が生まれることを実感しています。
継続は力です。

金剛院のカフェ「なゆた」は一面がガラスで境内の自然と一体となった空間が
とても居心地の良い場所です。
パワフルな野々部さんの行動力がお寺を地域に開くということを実践する場になっている。
地域に一つ欲しい!と思わせるお寺。豊島区にあることを誇りに思いました。

 

 

雑司が谷に事務所を構える株式会社らいおん建築事務所代表の嶋田洋平さん。

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リノベーションスクールの立役者でもあります。

http://www.lion-kenchiku.co.jp

http://greenz.jp/2014/11/04/renovationschool_shimada/

約600メートルの目白通りには50店舗

2年前に東目白振興会の会長になりました。

しまださん1
商店街では人気のある6年続くハロウィンイベントがあります。
豊島区役所の要請で補助金を使ってやるようになったイベント。
補助金というのは麻薬のようなもので厄介。
補助金無しでは考えられないイベントしかできなくなります。

補助金の依存から脱却して自立したイベントにし時代に合った持続可能なものにして
街を変え、維持していくことが必要だと考えています。

 しまださん2

 

街の中には軒先の空きスペースが。それを利用し移動販売車を置いてはどうか。
リノベーションまちづくりは余っている入れ物に中身を考えることが大切です。
考え方は同じ。コーヒースタンドや野菜販売など色々なものを乗せてみよう。

しまださん3

空き家や空き店舗がなくても、空いているスペースを活用するだけでも
街を変えることができます。

しまださん4

「第一回雑司が谷つくつくさんぽ市」は鬼子母神の手創り市と同じ9月20日に
開催します。

東目白振興会主催のハロウィンイベントは
みんたんも楽しみにしています。そんな裏事情が合ったとは!
雑司が谷の静かな街並みが週末には手創り市やみちくさ市で

賑やかになります。またさらにさんぽ市という楽しみが出来るのは嬉しいです。

 


としま会議皆勤賞の豊島区副区長 渡邉浩司さん。

 

副区長

街づくり関連の業務を担当し、市区町村に行きたいとの願いが叶い
縁あって2014年4月に豊島区副区長に。
そして、今は豊島区の中で新しい風を吹かせることが仕事です。

 副区長1

 

昨年は消滅可能性都市に選ばれた豊島区。
東京都の長期ビジョンの地図でも蚊帳の外。
鉄道乗降客世界第2位の池袋駅を抱える豊島区は
黙っていても260万人の人が来るという街。
豊島区が日本に、世界に何が貢献出来るのか?
必要とされているのであれば街がなくなることはありません。

副区長2

中池袋公園で「進撃の巨人」のリヴァイ兵長に扮したり、
豊島公会堂でJKにもなったおかげ(?)で
今年7月に池袋駅周辺地域が緊急整備地域に、8月には国家戦略特区にも
指定されました。

オリンピックの時には環状5の1が明治通りのバイパスになることで、
池袋東口が歩行者空間として利用することが出来ます。

副区長3
旧庁舎は新ホールに変わりアートカルチャーの拠点に。
オリンピックの文化プログラムの会場を目指しています。
さらに池袋駅に予定している東西デッキにより
駅と街が一体化し誰もが主役の劇場都市になることでしょう。


 副区長4

街づくりの主役は人です。
策定中のリノベーションまちづくり構想により
ママとパパになりたくなる街を実現していきたい。
まちの構造を再編成し安全にすることはしっかりとやっていくつもり。
その上で、若者の力で街を変えていけたら。

としま会議には個人的に楽しいから来ていると言いながら、
老人問題、住居問題など縦割りの組織である役所と
得意技で勝負している地域住民は今まで相容れないものでしたが、
としま会議が新しいインターフェースの役割をしているとの分析に
なるほど。と腑に落ちました。

今は個別に解決している公民連携をそれぞれの意識をもっと変えて
スムーズに動くようにしていきたいと語る渡邉さん。

期待しています!

議場という堅い空気のなかでも、中身の詰まった濃い時間は刺激になりました。
次回はco-baロイヤルアネックスで開催予定。楽しみです! 

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記事協力:みんたん

みんたん池袋開拓史