【Report 02】2014年9月18日開催  としま会議Vol.2 レポート

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2014年9月18日に開催された「としま会議」のレポートをお届けします。

【2014年9月18日開催】としま会議Vol.2 レポート

 

第2回のレポートは、運営スタッフによりお届けします!

 

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東池袋の賃貸マンション、ロイヤルアネックスにあるシェアード・ライフワーク・スペース
「co-ba ROYAL ANNEX」で「としま会議」は開催されてます。

 

「としま会議」は豊島区を拠点に活躍する人や、豊島区を盛り上げる活動をしている人など、
ジャンル、世代を問わず集まり、参加者が交流を深めるイベントです。 DSC02220 のコピー

第2回は9月18日に開催。

前回の第1回は、4人の方にお話頂きましたが、

今回は6人の方にご登壇頂けることになりました!

 

それでは、早速どうぞ!!

 

 

 

フェスティバル/トーキョー 企画営業チーフ
長原理恵さん。

フェスティバル/トーキョーとは、

フェスティバル/トーキョー実行委員会、豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、

NPO法人アートネットワーク・ジャパンが主催する、池袋エリアに集積する文化拠点を中心に開催する、

日本最大級の舞台芸術のフェスティバルです。

http://www.festival-tokyo.jp/15/

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2009年2月に誕生し、過去6度にわたって開催され、

155作品、1186公演、そして36万人を超す観客/参加者が集いました。(2014年9月時点)

 

国内外から集結した先鋭的なラインナップと

フェスティバルならではの参加型プログラムで大きな話題を集め

東京、日本、そしてアジアを代表する国際舞台芸術祭として、

毎年開催されています。

 

このフェスティバル/トーキョーが始まった経緯は、豊島区からではないとのこと。

実は、2016年東京オリンピック招致に向けて、東京都から依頼されたのがきっかけでした。

 

始まりはNPO法人アートネットワークジャパンに依頼があり、

豊島区にある朝日中学校跡地を劇場兼事務局として運営していたことも重なり、

豊島区を中心にフェスティバルを開催するこになりました。

 

フェスティバル/トーキョーは、豊島区にある既存のものを使用しながら運営をしてます。

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そして、フェスティバル/トーキョー14のプログラムがこちらになります!

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フロジェクFUKUSHIMA!の東京版として開催。

あまちゃんの楽曲を楽しんだり、皆で協力しながら大風呂敷をつなぎ合わせる、参加型のイベントです。

 

他にも、フランス、韓国、中国の作品も観られるとのことで、豊島区にいながら国際芸術に触れられる素敵な機会だと思いました。

 

毎年、開催が待ち遠しくなりますね!

 

 

 

須藤剛建築設計事務所
須藤 剛さん。

埼玉出身。北河原温さんの事務所で働いたのち
雑司ヶ谷に事務所を構えられました。

http://tsudou.jp/aboutus.html

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須藤さんの事務所は、

商店街に面したガラス張りでつくられており、地域に対して開放的な印象でした。

そのような開かれた事務所に、ご近所の友人などを集めて、

サッカー観戦をしたり、事務所内をアーティストとコラボして鳥居を置いたりして

人の集まる場を作ってきたそうです。

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事務所がある雑司ヶ谷3丁目は、

鬼子母神、都電、盆踊り、御会式、など

人が集まるポテンシャルがある街だと、須藤さんは話します。

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また、家賃も比較的安く、スタートアップしやすことから

若いクリエイターが集まりやすいことにも注目しています。

 

大きな可能性を秘めている雑司ヶ谷のこれからについて、須藤さんは次のような懸念点を話しました。

・コミュニティを作る場所や人が集まる場所が不足している

・家族が長く暮らせる住まいが少ない

・自分らしい暮らしを実現し住まいに愛着を持てる住まいが少ない

 

そして、これらを解決するためには、

・志の高い不動産オーナー

・そこで商売をしたりくらす人

・これらをつなぐ、まちをつくるひと

 

このような登場人物が必要だと話していました。

 

自分たちのまちを、自分たちでつくる。

その意思がこもった、アツいお話でした!

 

 

 

一般社団法人元気UPプロジェクト 代表理事
ワンコインランチ東京
貝原 大和さん。

ワンコインランチ東京とは、「ワンコインランチ東京」に掲載されている飲食店にその本を持っていくだけで、各お店の700円〜1,260円までの特定のメニューを、一律500円で食べることができるグルメブックです。

http://onecoinlunch.jp

http://genkiup.asia

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貝原さんは、広島県生まれ。就職のタイミングで東京に来ました。

2年半ほど前に一般社団法人元気UPプロジェクトを立ち上げ、

北池袋でシェアハウスを運営したり、街コンを開催しています。

 

休みはいらないほど、外食が好きと語る貝原さん。

外食をすることで繋がる価値を体感しているからこそ、街コンや

ワンコインランチ東京の活動につながっていると話します。

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ワンコインランチ東京は、3ヶ月ごとに出版されており、

700円以上のランチが500円で食べられるクーポン本です。

掲載料をお店からもらわない代わりに、割引をしてもらう広告スタイルなので

豊島区に昔からあり、広告費を出して掲載しないお店でも、掲載出来る唯一のスタイルかもしれません。

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また、クーポン情報だけでなく、豊島区関連の情報も掲載しています。

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書店やコンビニでも販売されています!

 

「お得さ」が最大の魅力でありますが、

無意識のうちに池袋のマチを出歩き、無意識のうちに知らないお店を次々と知ることができることも魅力です。

ワンコインランチ東京池袋を通して、池袋を歩き回り、すてきなお店とたくさん出会い、

もっと池袋、豊島区を好きになってください!

 

そう締めくくり、拍手に包まれた貝原さん。

 

貝原さんの豊島区愛をたくさん感じた時間でした!

 

 

 

合同会社こどもみらい探求社共同代表/フリーランス保育士/
NPO法人オトナノセナカ代表理事
小竹 めぐみさん。

小竹さんは、園に属さずに自由に動き回りながら子供にとっていい環境をつくるということを生業にしています。

http://kodomo-mirai-tankyu.com

http://otona-no-senaka.org

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6年間現場で働いてから独立をした小竹さん。

旅をしながら色々な家を巡り、現在は2つの法人を運営しています。

 

まず1つ目が、「こどもみらい探求社」

保育士が社会に出て行ったらどうなるかという実験をしています。

 

巣鴨にあるリョウザンパークの下を利用して、「おやこ保育園」を開催してます。

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おやこ保育園は、保育士として伝えるられることをぎゅっと詰め込んだ

いろいろなことを体験してもらうコミュニティになっています。

 

子供が主役の時間では、大人は最初ただ観察するだけ。

そして観察したことをふまえながら一緒に遊びます。

次に、大人が主役の時間では、みんなで散歩に出かけながら

子育ての中でうまれる答えのない疑問について、シェアする時間をつくります。

 

普段、話す時間がなかなか取れないというお母さんにとって、気持ちを共有することで

いろいろなドラマが生まれると小竹さんは話します。

 

また、「こども×○○」といった形で、コラボ企画を開催しているとのことです。

 

 

そしてもうひとつが、「オトナノセナカ」というNPO法人。

対話を通して、多様性と自分らしさに出逢う場所をつくるために

パパとママと保育士でやっているというNPO法人です。

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活動は主に、3つがあります。

1つ目が、「素敵な幼児共育の共有の場」

子供と関わる全ての人を対象にして、いいなと思った幼児共育をぎゅっとあつめて、

色んな先生が園でやっていることを共有してもらう場です。

 

2つ目が、「パパを対象にした学びの場」

どんなパパも色々と不安や疑問を抱えているけれども、パパが学ぶ場というのはなかなか無い。

そんな疑問を解決する場です。

パパたちは本当にいろいろ抱えているようで、イベントも大盛り上がりになるそうです。

 

そして3つ目が、「これから家族をもつ夫婦を対象にした場」

親になる時に必要な知識を知ってたりだとか、親になった時に家族が出来るってどんなんなんだろう

ということを楽しく知ってもらう場です。

 

 

「環境づくり」ということに凄く可能性を感じているんです。と語る小竹さん。

 

すぐに終わってしまうようなイベントではなくて、ゆっくりつないでいくような、

根付いていくような仕掛けが何か出来たらいいなと思っています。

 

そう声を弾ませて、楽しそうに話す小竹さんの姿に、会場も和やかな雰囲気でした!

 

 

 

金剛院第33世住職/赤門テラス なゆたオーナー/
NPO法人ライフデザイン理事
野々部利弘さん。

椎名町駅を出て、目の前にある金剛院。

その第33世住職の野々部さん。お寺という場で、様々な取り組みをされています。

http://www.kongohin.or.jp

http://nayutacafe.com

http://lifedesign-lab.org

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野々部さんは国際的に活動もされており、

若い頃はカンボジアやラオスなどでボランティア活動にも参加されていたり、

国立劇場やニューヨーク・カーネギーホールなどで声明(お経)公演を行い、

広く仏教のすばらしさを伝える活動も行っていたそうです。

 

また、カウンセラーとしても人生の悩みを聴き、お寺では弦楽四重奏のコンサートをはじめ、

演劇「曾根崎心中」や「お坊さんのファッションショー」などユニークな公演や

「寺ヨガ」、「お寺でHula」、「シニアマッチング」などを開催中です。

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最近では、NPO法人を立ち上げ、地域との共生を目指すお寺の出張所

「しいなまち みとら」を商店街に開設しました。

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さらに、平成26年から境内では、地域課題に取り組むコミュニティカフェ

「赤門テラス なゆた」を運営しています。

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また、在宅医療の時代を迎え訪問看護ステーション、孤食の子どもたちのために夜の児童館など三世代が縁を結ぶワンストップのお寺をデザインしています。

 

お寺でそんなことをしていいのか!と思ってしまうほど、

様々なジャンルのイベントを立て続けに開催している野々部さん。

 

お寺の機能は「祈り」「学び」「楽しみ」「癒やし」だと話します。

 

お寺は、全国に約8万。(コンビニは約5万だと言われています。)

人が来ないと嘆くお寺もあるけれど、やり方を変えれば人はたくさん集まります。

それは、もっと地域に開いて、大小関係なくイベントを継続すること。

それが大事だと話しておられるのが印象的でした。

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もちろん、すべてのイベントが上手く行くわけでは無いんです。

そう苦笑いを浮かべながら話す野々部さんは、次なる仕掛け「マンガ地蔵」に目を輝かせていました。

 

 

これからも金剛院から目が離せそうにありません…!

 

 

 

 

KAKULULU 店主
高橋 悠さん。

築45年の建物をリノベーションして、カフェを経営されています。

http://kakululu.com

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リノベーションするに至った築45年の建物について。

そして、東池袋でカフェをしようと思った理由について話してくださいました。

 

 

廃墟と言っても過言ではなかった、築45年の建物。

近所の方からも「あの建物はどうなってしまうんだろうね」「買い手が全然つかないね」と言われていたほど

長らく放置され、ガス、水道、電気も全てアウトな状態だったそうです。

 

その建物を高橋さんは、多額の借金をして買うことを決意します。

 

金持ちの道楽かと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、お金を集めるのにも1年、その間にも覚悟を決めるのに多くの時間がかかったと

高橋さんは話します。

 

けれども、10年前から、カフェをやりたいと思っていた気持ちを

裏切らないためにも覚悟を決め、

リノベーションを始めてから1年。ようやく、形になったときは自然と涙がこぼれ、

同時にスタート地点に立てた喜びを感じたそうです。

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東池袋にカフェを開いた理由のひとつに「ホーム」だからだと高橋さんは話しました。

 

小さいときから周辺の駄菓子屋やサンシャイン近辺で遊んでいて、

この「ホーム」であればお店ができると思っていました。

それは、コンセプトが「自分」であっても許される場所だと思うからです。

と高橋さんは話します。

 

表参道や原宿など、カフェが建ち並ぶところでは、

コンセプトがないとお客さんが来ないし、

コンセプトが変わるとお客さんが離れるという恐怖心があるとのこと。

 

高橋さんは、

今はブラジル料理を提供しているけれど、

再来年はアフリカ料理とかトルコ料理とかかもしれない

それでも、コンセプトが自分なら、それは可能だし、

それを受け入れてくれるのがこの東池袋/ホームなんです。

と、力強く話していました。

 

そして最後に

もしよろしければ、僕のまわりでお店をやりたいなという方がいらっしゃれば、

是非一緒に戦いましょう。

そして、東池袋を良い街にしましょう。

 

と締めくくり、会場のボルテージをさらにあげてくださいました!

 

 

 

そんなKAKULUUさんからのケータリング
「ムケッカ」をメインにブラジル料理が並びます!

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美味しい料理を食べつつ、ゲストスピーカーと参加された方で話に花が咲き、大いに盛り上がりました!