【Report 05】2014年12月18日開催  としま会議Vol.5 レポート

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2014年12月18日に開催された「としま会議」のレポートをお届けします。

【2014年12月18日開催】としま会議Vol.5 レポート

 

第5回のレポートは、豊島区の名物ブロガー”みんたん”の協力を得て、レポートを提供いただきました。

ありがとうございます!

みんたんのブログはこちら↓↓ 

みんたん 池袋開拓史【池袋ブログ】

では当日の臨場感も併せてお楽しみください!

 

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このマチをもっと面白く!
豊島区の面白い人達が集まるイベントであり、豊島区随一の
魅力的なコミュニティになりつつある「としま会議」

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毎回、豊島区を拠点に活躍する人や豊島区を盛り上げる活動を
している人がトークイベントを行い、ジャンル、世代を超えた
“としま”な人々集まり交流を深めています。

 

副区長が皆勤賞!という役所のお墨付き!?
そして、今回はな・なんと!スペシャルゲストも登場です!

前回はみんたんもトークイベントのゲストスピーカーをさせて頂き、
人生初!「ブログ:みんたん池袋開拓史」について
お話させて頂きました(`・ω・´)

 

第五回を迎えた今回は年末スペシャル!ということで、
場所も変え、スピーカーも豪華メンバー、参加人数も100人超と
ものすごい盛り上がりとなりました!

場所は東池袋「co-ba ROYAL ANNEX」を飛び出し、やってきたのは
池袋北口の「BATH ROOM by365+」

http://tsukuruba.com/365plus/space/bathroom/

会場1

かつてここは銭湯だったことから、名前もBATH ROOM=浴室
オマージュとして猫足のバスタブを設置され、その上にはシャンデリアと
なんともスタイリッシュな空間。

 

第四回のゲストスピーカー、遠藤幸一郎さんが代表取締役を務める、
㈱アプトが運営するパーティスペースです。

 

 

さて、トークイベントのトップバッターは、
池袋経済新聞編集長、㈱YAKIMAYO代表取締役を務める刀根吉崇さん。

広域池袋圏のビジネス、カルチャーニュースを発信するニュースサイト
池袋経済新聞を運営しています。

http://ikebukuro.keizai.biz/

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㈱YAKIMAYOは鬼子母神の参道沿いにある長屋(並木ハウス別館)に
事務所があります。
キアズマ珈琲や雑司が谷情報ステーションが同じ長屋内に並んでいます。

 

㈱YAKIMAYOはタイにも事業所があり、タイの情報サイトやダーツバー運営など
幅広く、一年の半分はタイにいるという刀根さん。
また、富士山経済新聞も運営しています。

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池袋経済新聞や富士山経済新聞を含むみんなの経済新聞ネットワーク(みん経)は
地域に限定したローカルな情報を伝えるウェブサイト。
みん経の情報はそのままYahoo!ニュース配信されます。

 

大きな会社やチェーン店はテレビ・新聞を使い情報発信出来ますが、
小さな店は全国に知られる手段がないため、このようなローカルの情報発信
により、Yahoo!ニュースに掲載される効果は大きいといいます。

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みん経の本部方針に基づき、
ポジティブニュースしか取り扱わない、
例えばお店の閉店も“愛されて”閉店という伝え方にする。
マチの記録係として、街の変化を淡々と伝えるような情報発信をしています。

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池袋はかつて大手チェーンなどが運営する店が多く、サイトを開始した4年前
は情報を探すのに苦労しましたが、2年前位から面白い業態の店が増え
情報をチョイス出来るようになったと語る刀根さん。
喫茶店はあってもカフェがなかった池袋に、新しいカフェが増えたのも
同時期だったようです。

 

池袋経済新聞の読者の傾向は住民ではない昼間の人口が多い街のため、
ランチ情報などの飲食店にPV数が集まり易く女性が多い傾向にあります。
これからは毎日のランチネタだけでなく池袋という街が面白くなるような
空気作りを池袋経済新聞でしていきたいとのことでした。

 

みんたんはシブヤ経済新聞が開設されて以来、みん経の愛読者。
池袋経済新聞も開設当時からずっと読んでいるんですが、
刀根さんが言われていた通り、ここ数年で面白い店が増えてきたことは
肌で感じ、池袋経済新聞のネタもバラエティ豊かになったと感じていました。
“街の空気作り”を担う池経、期待しています!

 

 

リノベーションまちづくりの行政側担当である豊島区役所職員の安達絵美子さん

現在、民間の遊休不動産をリノベーションし、子育てのしやすい、
住みやすい街を作ろうという取り組みを豊島区が推進しています。

https://www.city.toshima.lg.jp/machi/33927/index.html
http://ikebukuro.keizai.biz/headline/1060/

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池袋「住みたい街ランキング3位(SUUMO調べ)」からの、
まさかの豊島区「消滅可能性都市」へ。
Yahoo!ニュースでは池袋が住みたい街へと変わった理由の一つに
行政努力があると書かれ喜んでいた矢先の出来事でした。

 

人口減少社会を迎える中、どうしたら住みやすく子育てしやすい街になるか。
その答えの一つがリノベーションまちづくりです。

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豊島区にある約2万1千戸の空き家は、賃貸でワンルーム29㎡以下、
家賃5万円以下の物件は1割以下と“狭い”“高い”
リノベーションまちづくりはそれらを活かし、新しい使い方をして街を変える
補助金には頼らない、民間主導の公民連携を特徴としています。

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北九州でのリノベーションスクールの写真。
安達さんはこの大人たちが嬉々として子供のように熱狂する姿を見て、
この熱狂を豊島区に持って行きたいと思ったそうです。

 

トレジャーハンティング(11月)、リノベーションまちづくり塾(12-2月)
と続き、来年3月には東京初のリノベーションスクールを開催。
リノベーションスクールでは受講者、聴講者、イベントの運営スタッフなど、
欲しい暮らしは自分で作りたいと思っている人たちの参加、
そしてリノベーションしたい物件をお待ちしています。

 

副区長含め複数の上司が見守る中、区役所職員とは思えない!?
熱いトークに引き込まれました。
リノベーションスクールを経て豊島区に生まれる新しい環境・体験を
みんたんも待ち望んでいます。

 

 

一般社団法人リディラバの代表理事を務める安部敏樹さん。

多くの社会問題が解決しない理由はなんだろうか?そんな疑問に
真っ向から取り組んでいます。

http://ridilover.jp
https://traveltheproblem.com
http://matome.naver.jp/odai/2136524109542729701

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社会を変えることはバカバカしいことだったりすると語る安部さん。
多くの人が関わり、一つの大きな動きになり、楽しいよねという思いで
変えられるのだと言います。

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社会問題が解決できないのはなぜか?
・自分に関係のないものには興味が無い
・情報が可視化されていない
・関与の仕方が分からない
当事者は頑張っていてベストを尽くしても、問題が解決されない。
別の人間が関与しないと解決されない。

これを解決するために・・

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社会問題をテーマにしたツアーを企画し、
実際に行ってみて学ぶことで、普段は入れない場所もあるので関心を呼ぶ
例えば青森の六ケ所村や、まちおこし移住定住も兼ねたツアーなど
既に100以上のツアーを実施、

他にも社会問題の投稿を集めるウィキペディアを作る、学校の修学旅行や企業の研修、自治体のプログラムに組み込み社会問題に強制的に関心を持ってもらう
などを行っています。

 

これらを21歳にして考えたというから凄い!

 

ツアーではNPO法人と協力し、ツアー参加費から
レディラバが旅行業法について、決済、集客、トレーニングに関与し、
売上の7割はNPO法人に支払われるというマネタリング手法も注目されており、
数あるビジネスコンテストを席巻、今年は観光庁長官賞も受賞しました。

 

また、リディラバという組織はボランティアが大半を占め、約600人。
年齢は15歳から70歳までというから幅広い。

 

安部さん自身、マグロ漁船で海外を飛び回り、素手でマグロを捕る仕事をしていたとか、
東大で最年少で授業を持っていたり、脳神経科学を専門として理研にいたとか、
ものすごい経歴の持ち主。
とにかく3倍速の早口ながら面白い話のオンパレードで驚きっぱなしでした。

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日本の高齢化社会問題をサンプルケースとして見る為に訪れる
海外の政治家のツアーをアレンジしたりもするとのこと。
日本を代表した都市として池袋を舞台にしたツアーを是非やって欲しいですね。
その時は必ず参加します!

 

 

豊島区内の保育園に勤務しながらasobi基地東京支部代表でもある相原里紗さん。

asobi基地は保育士やカウンセラーなどが中心になって子育てを
社会全体で取り組む環境や場所を作ろう!というコミュニティです。

http://asobikichi.jp

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平日は大塚で保育士をして、休日はasobi基地でイベント企画をしている相原さん。
アウトドア好きで親子の外遊びを支援するのあそびっこデザイナーをしています。

 

保育園の子どもたちと過ごす大塚は地域の人が子どもたちに声をかけてくれる
下町情緒溢れる暖かい街。

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相原さんが活動するasobi基地では、子供がいてもいなくても、
大人も、子供も自分らしくいられ共に成長出来る場作りを目指しています。
2012年から既に108回のイベントが行われました。

相原さん

商店街のお店の人と一緒に商品の販売をしたり、お店の廃材を使った
asobi基地で遊べたりする「asobi基地 x 商店街」
飲食店店長経験のある運営スタッフと共にオリジナルメニューを作り
子ども達は遊び、大人たちはおいしいものを食べる「asobi基地カフェ」

 

また、公園で外遊びをしたり、都心から1時間ほどの農園や里山などで遊ぶ
などの企画も。

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保育士さんにパパママが気軽に声をかける事のできるよう、
「保育士マーク」を作り、全国に広げるツアーなども予定しています。

 

どういうことを子どもたちに伝えたいのかを考えどんな場所でも保育は出来る。
親がasobi基地に参加することで、色々な場所に行くことが出来る、
社会を知ることが出来るハブのような存在になりたい。

 

相原さんのほんわかとした雰囲気の中に、一本芯が通った子育ての本質を
感じましたね。子供は社会で育てる。豊島区でも一緒にそんな場を作り上げたいです。

 

 

年末スペシャルトークのトリを飾るのは、
東池袋にある行列の出来る賃貸マンションROYAL ANNEXのオーナー青木純さん。

としま会議の開催場所でもある**co-baもROYAL ANNEXにあります。
http://ra.maison-aoki.jp
http://ra.maison-aoki.jp/co-ba/

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豊島区に産まれ豊島区に育った青木さん。
そもそも豊島区のことは大嫌い!だったとか。

 

家庭の事情から、2011年に家業を継ぎ、3.11の大震災をきっかけに
大家として新たな価値を提供しなくてはと思い、壁紙を選ぶサービスを始めました。
しかし25%超の空き室率、最初は誰にも伝わらなかったと言います。

 

可愛い子を連れてきてパンフレットを作る、不動産屋をまわり説得。
初めての住民は2時間話して、なんとか壁紙の色を選んでもらいました。
上手くいったことは一つもなく、上手くいかせた。のだ。

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それから全ての住民の壁紙選びに付き合い、だんだん壁紙から床の張替えも、
そのうちに周りの住民が部屋作りの手伝いを始めました。
住民が自らがお金をかけずに部屋を作り始め、また次の住民に経験を伝え始めました。
部屋はどんどん個性的になっていきます。

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その内、オーダーメイド賃貸を始めました。
大家と共に住まい手が施工主となり、住まい手の感性は周囲に支持されます。
メディアにも多く取り上げられたこの壁紙は復刻されたそうです。

 

住民のコミュニティは広がり、屋上空間も活用してヨガや菜園が出来たり、
さらにco-baでは街の人とも融合。co-ba自体もみんなで作ることで体験を共有。

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co-baで開催された「としまサロン」はまさに“未来予想図”
子供達を抱えながら趣味の時間を過ごすママ、仕事をする人、
そして帰りには食材の買い物もできる場所。

 

青木さんは大家という仕事を定義したいと言います。
街の人を採用する権利を一番持っていて、暮らしの舞台を作れる仕事だと。

 

お母さんがまちづくりを考えている間、子供もそれを聞いている。
大人も子供も差別しない場。
豊島区で日本一豊かに暮らそう。
まちづくりの話を笑いと共にフェスのように熱狂し楽しもう!

 

奇しくも相原さんと同じ、“大人も子供も同じ場で差別しない”というコンセプトでした。
今は豊島区のことが大好きだと語る青木さん。
TEDでも登壇し、何度かお話を聞いたことがありますが、
本当に元気にさせてくれる大家さんです。
今年の最後に聞けて良かった!!

 

 

そして今回はスペシャルゲスト、、
なんと!高野区長がとしま会議にやってきました!

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スライドに赤く頭を照らされながらw熱く語る区長。

 

皆勤賞の副区長やトークゲストの安達さんなど、区役所関係者も
続々と参加のとしま会議ですが、ついに区長のお墨付きも貰いましたね。

ビール関根さん

今回は料理もドリンクも年末スペシャル仕様!

 

ドリンクは、第3回にトークされた東武百貨店池袋店のビアコーナーを
立ち上げた経験をお持ちの関根芳雄さんセレクトによるクラフトビールの数々。

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いつも楽しみなFoodunit Gochisoによるお料理も、パーティーフードで華やか☆
味も抜群に美味しいんですよ。幸せ・・

 

最後にはそうそうたる今年のトークイベント参加者達からの一言も。
みんたんも、しっかりブログの宣伝をさせて頂きました。

 

前回のシメの時に、
「年末スペシャルで100人参加者が集まらなかったらとしま会議やめます」
と主催者宣言があったので、どうなることか・・と思いましたが、
しっかり100人超の参加者を集め、大盛況でしたね。

 

来年は1月23日に第六回が予定されています。
今度はどんな面白い人に出会えるか、みんたんも楽しみにしています♪

 

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記事協力:みんたん

みんたん池袋開拓史